《今迄のあらすじ》
母の使いで病気の祖母の元へ、見舞いに行くことになった赤頭巾。
初めての一人のお出かけに意気揚々と出かけた先に彼女が見たものとは！？
祖母の家に行く為に通る森の中で起こる惨劇。
陰謀と欲望の中、複雑に編み込まれた様々な人間模様。
友の裏切りと愛する人の死。
幾多の苛酷な運命を乗り越え、成長した彼女はついに目的地へと辿り着く。
愛する祖母の待つ家、その扉を彼女は希望とともに押し開こうとしていた。
そこに最後の試練が待ち構えている事も知らずに・・・・・・。

以下続きを御覧下さい。

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竹垣：「おばあちゃんの耳はどうしてそんなに長いの？」
命人：「それは、お前の声がよく聞こえるようにさ。」
竹垣：「どうして、そんなに腕が太いの？」
命人：「それは、お前を抱きしめるためにさ。」
竹垣：「じゃあ、おばあちゃんのお口は、どうしてそんなに大きいの？」
命人：「それはね・・・・・」

命人：「お前を食べるためさっ！」
竹垣：「？！」

N　　：ついに正体を現した狼は一口で赤頭巾を食べて・・・・・

命人：「・・・・・・・おお、やっぱり可愛い。一口で食うのは勿体無いな〜。」
竹垣：「はい？」

N　　：・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

命人：「ハハハハ、違う意味で食べちゃおーか♪」
竹垣：「って、ええええええぇぇぇぇっっ？！」

N　　：・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

命人：「うんうん、俺が責任持って大人にしてやるからな。」
竹垣：「ちょっ！まっ！（涙）」

N　　：哀れ、狼に捕まった赤頭巾の貞操は風前の灯火。彼女の運命やいかに？

？？：「ちょおっと待ったーっ！！」

　　　ズッパーン！！×２

N　　：ここでちょっと待ったコール（古！）とハリセンが入りました。

桑野：「何やってるんですか、楡坂先輩？！赤頭巾を手篭めにしてどうする気ですかっ！！」
柘井：「そうだよ楡坂。相手の同意も無しにはいけないよ。」
桑野：「いや、柘井先輩そうじゃなくって・・・。」
竹垣：（た、助かったのかな？）
命人：「イタタタタ・・・ほんの冗談なのにな〜。」

N　　：命人先輩の場合冗談になりません。竹垣くんも可愛い事だし。

命人：「もしかして、俺って信用無い？」
N・桑・柘：「もしかしなくとも有りません。」（キッパリ）
命人：「うわ〜傷つくな〜。そこまで清々しく言わなくても良いのに。
　　　　　・・・・・・しょーがない。ここは正攻法で・・・・・・・・・・・・。
　　　　（桑野の方を向き、お辞儀をしながら）
　　　　お父さん、赤頭巾さんを僕に下さい！」
N・柘・竹・桑：・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
命人：「あ、やっぱりダメ？」
桑野：「・・・・・・ダメも何も、俺は猟師役で父親役じゃないっすよ！」

N　　：いや、父親に見えなくも無いんだけどねー。

柘井：「そうですねー。」
竹垣：（た、確かに。）
桑野：「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

N　　：あ、いじけた。

命人：「ははははは。でも桑野はお爺さんでもいいかもな。」
柘井：「どうしてですか？」
命人：「柘井と並ぶとまるで夫婦・・・・」

　　　ドゲシッ！！

N　　：柘井先輩の攻撃、クリティカルヒットにより命人先輩再起不能。
　　　　よって狼さんはここで退場。

　　（黒子さんにより連れ去られる命人先輩）

竹垣：「あの、お話の方は・・・・。」
N・柘・桑：・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

N　　：あーと・・・・・見事、赤頭巾を助け出した猟師とお婆さんの二人の間には恋が芽生え、
　　　　その後二人は結ばれ、いつまでも幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし。（投げやり）

桑野：「俺らがオチなのか？！」
柘井：「しかも、かなり強引ですねv」（笑顔全快）
竹垣：（もうどうでも良いです・・・・・ハァー。）